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社長のつぶやき

「禅(ZEN)」

2018.08.29

これも「禅(ZEN)ブーム」の影響でしょうか。

日本人と同じくらいの外国人が訪ねているのが、

金沢市にある「鈴木大拙(だいせつ)館」です。

およそ偉人の名を冠した記念館のたぐいで、これほどモノのない場所は珍しい。

金沢市の鈴木大拙館である。世界的な仏教学者として知られ、著作も数多い。

しかし、モダンな建物内には書斎での写真や自筆の書が点々と配され、来訪者は意外の感を持つかもしれない。

ほの暗い通路から、明るく広々とした人工池のほとりに出ると、誰の足も止まる。

「水鏡の庭」という。

まわりの木々の緑が映えるみなもでは数分に一度、魚がはねたような音がして波紋が広がり、

やがては消えてしまう。

2011年秋に開館、昨年末までに30万人が訪れた。

今も年7万人ペースの来館者があり、4割は海外からという。SNS(交流サイト)などで評判になっているらしい。

「長い時間、滞在されるのはたいてい外国の方」と館の人が教えてくれた。

確かに、ここには自国第一主義の遠ぼえも貿易をめぐるきしみも届かない。

水や風の音を耳にし、自分を包むゆったりとした時間と向き合うとき、国や宗派を超え、感じ取れる何かがあるのだろう。

折しも12日は大拙の命日。館に近い生誕地では胸像への献花があった。

ノーベル平和賞の候補にも名があがった「東西のかけ橋」は自らの思いの広がりを、長い眉で控えめに誇っているように見えた。

                                     (一部 日本経済新聞  “春秋”引用  

スティーブ・ジョブズ氏も思考したという「禅(ZEN)」を初めて海外に広く知らしめたのが「鈴木大拙」です。

コラムに登場する「鈴木大拙館」は、建築的な美しさはもちろんのこと、

大拙の思想に触れ、それを体現できる空間とも評されています。

そこは、忙しい日常から離れて自己を見つめる機会を与えてくれる空間でもあるでしょう。

この館を訪ねるということは、世界的な仏教哲学者が説く「禅」の思想を感じる旅に出かけることなのでしょう。

鈴木大拙は、禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広くしらしめた仏教学者(文学博士)。

著書約100冊の内23冊が英文で書かれ、「近代日本最大の仏教学者」といわれるほどです。

また鈴木大拙は「禅とは何か?」について次のように語っています。

「人間が、空なる存在を自覚する、ということが仏教の、そして禅の、目的なのである。」と。
 
「禅とは自己の存在の本性を見抜く術であって、それは束縛からの自由への道を指し示す。

言い換えれば、我々一人一人に本来備わっているすべての力を解き放つのだ、ということもできる」

                                    鈴木大拙の言葉です。

ある意味「制限された世界」からの解放ともいえるでしょう。

「禅(ZEN)」という言葉は、サンスクリット語で「精神集中」を意味しており、

それを行う姿勢として万人向けに最も広まったのが「座禅」とのこと。

「静かな心」を取り戻すためにも、出来るだけ座りましょうか。

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