こんな会社にしたい
2018.08.23
会社を永続させようと思うなら
取るべき経営の方向は自(おの)
たとえば、事業を一気に急速拡大する戦略をとるなら、リスクが多すぎて、100年、200年と続く会社にするには難しい。
逆に、コツコツと内部充実をはかり、会社を財務的にも、
それは、不況や天変地異があってもびくともしない会社。
松下幸之助翁のいう「ダム式経営」。
ダム式経営とは、ダムがいつも満々と水をたくわえているように
不測の事態に備えて、資金も人材も蓄えておかなければならない、というもの。
そうすれば余裕を持った経営ができる、と。
そして同時に、企業を永続するためには
働いている人一人ひとりが幸せになり、
まさに、アメリカのサウスウエスト航空の企業ポリシーがそれだ。
それが、「お客様第二主義、従業員第一主義」。
そのことによって、サウスウエスト航空は、40年もの間、
従業員を幸せにすれば、顧客も、地域社会も、
だが、その逆は難しい。
それは、王道と覇道(はどう)の違いでもある。
『王道とは、努力多くして、「利」少ない道。
覇道とは、努力少なくして、「利」多い道』
長く続く「いい会社」をめざしたい。