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社長のつぶやき

「立つ鳥...跡をにごさず」

2018.07.12

「立つ鳥、跡をにごさず」。

みなさん一度は聞いたことがある言葉でしょう。


ダメ人間、すなわちカラスは生ごみをあさった後、ごみ置き場をぐちゃぐちゃに散らかして去っていきます。

だから人々から嫌われ、害鳥として虐(しいた)げられます。

そんな姿を見て、昔の人はよく言ったものです。

「立つ鳥、跡をにごさず」。

水鳥が飛び立つときは水を濁さないように、立ち去る者は、見苦しくないようきれいに後始末をしていくべきだという教えです。

大変いい言葉です。

確かに優秀な人は、会社を辞めるときに遺恨を残しません。


どんなに嫌な会社でも、経営者や上司、同僚に顔向けできないような辞め方はしないものです。

また、優秀な社長なら、その人がよほどの悪事を働かない限り、新天地に旅立つ社員に向かって心より祝福するものです。

そうやって、優秀な人は人脈という宝をいろんなところで築いていくのです。

しかし、実は、それができるくらいでは、成功者にはなれません。

それはまだ、凡人のレベルなんです。

本当に優秀な人は、辞めた会社から「いつでもその会社に戻ってきてほしい」と言われます。

独立後も辞めた会社からどんどん仕事が舞い込んできます。

私の知り合いも、一番初めに就職した会社に3回も出戻っています。

途中、アメリカに留学したり、外資系金融で力をつけたりしていましたが、3回目の出戻りでは調査部の部長として会社に舞い戻りました。

その彼は再び会社を辞め、コンサルタントとして会社をおこし、今度はアドバイザーとしてこれまでの会社とかかわっています。

なぜ、彼はここまで重用されるのでしょうか。

ここに「立つ鳥の法則」というものがあります。

ダメ人間は、立つ鳥、跡をにごす

凡人は、立つ鳥、跡をにごさず

成功者は、立つ鳥、跡を豊かにす


もうおわかりですね。


成功者は、何かを残し、自分のいた場所を豊かにしていくんです。


何度も古巣の会社からお呼びがかかるのは、彼が毎回、飛び立つ前に成果を残していたからなんです。

本当に優秀な人材は、成果を残してから去っていきます。

逆に言うと、何かを残すまで辞めないのです。

そして自分がいた場所の人間関係をとても大切にします。

まだ自分が無力だった時代に受けた恩を忘れずに、上司や同僚と温かい関係を保っていくのです。

だから、また一緒に仕事してほしいと言われるのです。

ズバリ言いましょう。

人間の価値は何で決まるかというと、「何をしたか」ではありません。

「何を残したか」で決まるのです。


あなたは何かを残せているでしょうか。

そして、何かを残すために、今、燃えているでしょうか。

「別れたあとに、また会いたいと思うような余韻や余情を残す人は魅力的な人間である」(行徳哲男)

会社における人間関係も同じで、辞めた後に、また戻ってきてほしい、と言われる人は、魅力のある人だ。

魅力ある人には余韻がある。

余韻とは、鐘の音などが消えたあとも、なお耳に残る響きのことだが、会社においては、その人が残した実績や成果、そして温かな人間関係。

温かな人間関係を持続できる人には「情」がある。

「立つ鳥、跡をにごさず」とは反対に、「後足で砂をかける」ような辞め方もある。

恩を仇(あだ)で返すような辞め方だ。

もう二度と会いたくないと思わせるだけでなく、今までの縁をぷっつりと切ってしまう。

そこには、義理も情もない。

また会いたいと思われるような人でありたい。

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