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社長のつぶやき

スープとスプーン♬

2018.09.02

スープとスプーンと音の関係は、西洋料理のマナーと深いかかわりがあります。

たかがスプーンと思っている人に、こんな話を紹介しましょう。

フランスで金属製スプーンが使われるようになったのは、14世紀の半ばころからです。

当時はまだ貴重品扱いで、宴会などに行くときは、スプーンを各自持参していました。

フランスのシャルル5世という王さまは、70数個のスプーンをもっていて

宴席のたびにそのスプーンを替え、自慢のタネにしたというほどです。

それほで、貴重なものでした。

ところで、スプーンを使い慣れていない日本人は、ときどきマナー違反をします。

スープをすする道具だと思って口を突き出し、スースー、ズルッと音を立てて飲む人がいますが

正しくは、スプーンのほうを口に運んで、流し込む道具なのです。

また、スープが熱いからといって、吹いたりするのもまたよくありません。

「では、日本には昔から舌つづみという表現があるが、あれはいったいどう説明する」

「茶の湯の世界では、吸い切りといって、茶碗の最後の一口は音を立てて飲むではないか」

と、開き直る方もいるようです。

ごもっとも。

昔から、音を立てて食事をするのは平気な国民でした。

少しも不作法ではなかったのです。

うまいものを飲み食いしたときには、舌を鳴らす。

吸い切りは、あとで茶碗を拝見するとき、しずくが落ちないようにするためです。

つまり、洋食には洋食の、和食には和食の作法があるということなのです。

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